2009/12/28
■確固たる信念で得た優勝
夏での全国予選「負けたんか」周囲から言われ苦しんだ。夏以降練習で気づくことは山ほどあった。だけどあえて言わないでギリギリまで放っておいた。自分は どこにいても「どうやったら一番になるんだ」とつぶやき頭から離さないようにした。今までの練習の見直し、他チームの見学、教本を読みあさり試行錯誤の末
たどり着いた答えはシンプルそのものだった。思い続けること、必ず願いはかなう。練習するしかないのだ。義務づけたのは毎日の日記「内容は重要じゃない、 嫌々でも書けば昨日を振り返る、昨日の練習結果が頭をかすめたら今日の練習の足しになる」原点は「自主性を伸ばしたい」にあった。
バレーは審判はいるが勝敗はミスで決まる競技、だが放っておいたり日記をつけさせるのも自らを正しく客観視する力を身につけてほしかったからである。千葉中央はみんな真剣に全国 出場を目指している。周囲の人に言われてから変えるのではなく、自分たちで何が足りないかと考えて解決する能力が必要なのであった。
次に心強かったのは、 選手の親が「子供が監督の不満をもらして相づちを打たなかったことである。」監督と選手の間で信頼関係を保ち、自主性を育てる狙いだったが、それを親が理 解してくれたことは大きな効果があったと思っている。6年生はあと2.5ヵ月で本番を迎える。「もう一度最後に死に物狂いでやってみよう!」千葉中央のユ
ニホームを脱ぐ時が近づいている者しか考えられないことだ。日本一に向かいもう一度勝つ喜びとバレーの深さを味わうために。