監督の部屋 2005年(平成17年)


2005/11/30

■関東大会を終えて     監督 高橋 信志

 

『ぼう然』
  関東大会決勝トーナメント三位に終わる。
準決勝、試合終了のホイッスルが鳴ると勝利に向かっていた、我チームの選手たちは、ぼう然とコートに立ちつくしたり、うなだれて泣いたりした。 逆に対戦相手の選手たちは笑いを浮かべ応援席に拳を突き上げた。 明暗を分けた光景となった。
  我チームは、伝統とした攻撃に加えて、小平、太田、辰林選手を中心に「速攻バレー」を志向してきた。  しかし とつじょサーブの連続ミス。
  相手を波に乗せる状況となり、さらに中盤以降シーソーゲームになるのを見極めて投入した五年生が連続ミス。終盤に発生した予想外の展開になった。 関東大会への初出場の夢は、この一戦で一瞬に消え去った。 
 
  これからは、(負けるといつものことだが)この経験をバネにあらゆる見直しを行い、子供たちの夢を実現させる為に日夜努力を忘れてはならないこと、私自身にもあまくない厳しさを感じさせられた大会であった。  
  最後に、今日まで関東大会に向け練習試合をして頂いた関東の強豪チームの指導者の方には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 


2005/10/30

■関東大会県決勝トーナメントを迎えるに当たって     高橋 信志

 

 バレーボールを制するには、波に乗った勢いのような気持ち(ペース)で最後まで押し切る我慢が必要。予選花見川の第2セットは積極的なプレーを全員がしてくれた。我チームには絶対的なエースはいないが、あの悪夢だった全国大会の苦戦を乗り越え、くやしい負け方を二度としたくない気持ちを全員が持ちつづけ、 昨年10月から数多の県外チームとの試合を消化し予選ではその力を十分発揮し、昨年に続き2年連続の決勝トーナメント進出貴重な形で迎える形となった。
 今年は昨年とは違い6年が軸、その6年生たちが期待通りに伸び活躍した。決勝トーナメントでは6年生の欠ける部分に新生5年生を起用。この活躍が本大会に向けての勢いを生むことは間違いない。本大会では爆進し目標である関東代表をつかみたい。 

 チームは創立し5年を過ぎた。就任して5年だ。
 子供には日頃 ”やる気” を重視し、上達した子供、平凡にやっている子供の『区別』をつけ、厳しい指導方針を貫きたい。毎年やることは同じだが、厳し さを持った指導官となり緊張感あふれる練習の積み重ねで、バレーボールの好きな強い選手を生み出していきたい。


2005/04/04

■千葉中央JCを強くする試練
 
 新人戦を終え、日に日にたくましくなっていく選手たちに、もうひと回り大きくなってほしいと願って、次のような文を、練習会場に貼りました。

『 最近、君たちの表情は、精かん(力強さを感じる)で、りりしく(きりっとして勇ましい)なってきた。
  新人戦3位入賞。これからは勝つことだけを要求される。練習での疲労は、並大抵のものではない。今は休養(あそびごと)せず、突っ走ることを私は勧めた い。なぜなら、猛烈な過密スケジュールで勝ち進んでいくためには、強靭な体と精神力が必要になる。疲れたから休む、のは簡単だ。
 大会本番では、どんなに体調が悪くても、キャンセルするわけにはいかない。その時にそなえて訓練が今から必要なのだ。心身の疲労と重圧を乗り越え、強じんな体と精神力を手にした 時、精かんでりりしさのある自分を感じたことになる。』
 

2005/03/31

■2005年のごあいさつ
 
 新年の挨拶をしないうちに、新人戦がもう終わってしまいました。
 各チーム、バレーボール関係者の皆様、今年もよろしくお願いします。
 昨年、我がチームの活動を振り返ると、新人戦、関東大会は頑張って決勝トーナメントに進出できましたが、肝心なペプシカップでは、シードチームになっていながら、準決勝リーグで敗退、全員が悔しい思いを味わったものでした。
 しかし、創部5年目を迎え、昨年はたくさんのチームとの練習試合の機会が持て、そして遠征などで全国大会出場チームと試合ができたことを、たいへん幸運に思っています。
 対戦成績は別にしても、様々な経験により、チームがひと回り大きく成長したことは、日頃お世話になっているチームの方々のお陰であると、たいへん感謝しております。
  さて、3月6日に終わった新人戦、新チームは昨年のレギュラー1人を残し、他は新しいメンバーになり、本当に不安な状態でスタートしました。予選の第一戦 でつまづいたが、あとはすべてストレート勝ちをし、決勝トーナメントまで駒を進めることができました。幸運にもトーナメント組み合わせの4コーナーの一角 に入ることができ、準々決勝からの出場となった。試合は勝ちあがってきた古豪チームを接戦の末、破ることができ、念願のベスト4(3位)を達成することが できた。
 今年の選手たちは1人をのぞき、みんな7~8ヶ月のバレーボールの経験者で、ここまで成長したこと、このような成績残せたことは、日頃、全員が努力した結果だと思います。子どもたちを心から誉めてあげたい。
 以上のように、我がチームの基盤は、少しずつ上昇しています。今年も関係者のご指導と協力を得まして、更なる飛躍ができたらと願っています。
 バレーボール界の発展と小学生バレーボールの普及に今年も頑張りたいと思います。

 最後に、今年男女12名の卒部者が、花園中、轟町中、蘇我中、誉田中、幸町第二中、松ヶ丘中に進学いたします。バレーボール部の顧問の先生方に、子どもたちの将来を託したいと思います。よろしくお願いいたします。